





瀬戸で作陶される阿部恵里さんの輪花鉢。
自然の美を映し出すようなやわらかなフォルムと、優しい灰釉の表情が魅力の輪花鉢です。縁に施された優雅な輪花の曲線が、作品全体に上品さと温もりをもたらします。
内側にはほんのりとした青の釉溜まりがあり、見る角度によって微妙に表情を変え、静かに存在感を放ちます。灰釉ならではの素朴でありながら深みのある色合いは、和洋問わずさまざまな食卓に調和します。
手仕事ならではの自然なゆがみや釉薬の流れが、唯一無二の個性を感じさせてくれる一点。小鉢として副菜や果物を盛るのにちょうど良いサイズです。。
※釉薬の彩りには一つ一つ個体差がございます。
【阿部恵里】Profile
「心を幸せにするうつわ。人・植物・料理がよろこぶ器。」
そんな想いを込めて作品づくりを続けています。
人が食べ物を「美味しい」と感じる背景には、料理だけでなく、それを受け止める“器”の存在が大きく影響している――そう考え、日々制作に向き合っています。
お気に入りの器や思い出の詰まったうつわなど、人それぞれにあるストーリーが料理に寄り添い、味わいをより豊かにしてくれる。
無意識のうちに、心と体がその温もりを感じ取る。
そんな、使う人の心にそっと寄り添い、日々の中でふと幸せを感じられるような器を届けたいと、ひとつひとつ丁寧に作り上げています。
- 略歴 -
愛知県立窯業高等専門校卒業後、 三重県伊賀にて伊賀焼を学ぶ。
現在、 愛知県瀬戸市にて工房を構える。
活動は県内にとどまらず、全国各地の陶芸祭やクラフトイベントなどにも積極的に参加し作品を発信。
まさに“旅する陶芸家”として、各地を巡りながら、多くの人々にうつわの魅力を届ける活動を展開されています。
寸法:約 Φ14.5×H6cm
重量:約215g
陶芸家:阿部恵里
Made in Seto, Japan